おひとり女子くるみです。
以前、習慣化に関する記事を書きました。
今、おひとり女子の中ではこの習慣がマイブームなのです。
家事を習慣化すると、何も考えなくても部屋がきれいになっていきます。
小さいことでもひとつずつ習慣にしていくと、たいして労力をかけているわけでもないのに、いつもスッキリ片付いた部屋で生活ができるようになるのです。
ズボラで片付けや掃除といった家事が苦手な方ほど、習慣の力を借りない手はありません。
今回は、ズボラでめんどくさがり屋なおひとり女子が、実際に身に付けて本当に良かったと思う習慣を3つご紹介します。
食器は使ったらすぐ洗う
今住んでいる賃貸マンションのキッチンは、都内のシングル世帯向け物件でよく見かける極小キッチンです。
シンクは、幅40cm*奥行30cm程度で、少しでも食器をためると、もはや普通に洗うことすら困難になります。
というか、食器をためることもできません。
はじめの頃は、今までどおり使ったらシンクの中にためておいて、ある程度たまったら重い腰を上げて一気に洗うという方法をとっていました。
が、前述したように、このシンクでは少しでも食器をためると、狭いからとっても洗いにくくなるのです。
そこで、シンクの中に溜め込むのではなく、その隣の30cmもない作業スペースを活用するようになりました。
洗うときのスペースを確保するために、シンクにはあまり溜め込まず、この作業スペースに置いていったのです。
ワンルームなので、キッチンは部屋のどこからでも目に入ります。
汚れた食器が放置されたキッチンが。。。
おひとり女子が「使ったらすぐに食器を洗う」習慣が身についたのは、この極小キッチンのおかげといっても過言ではないでしょう。
今ではこの習慣は更にパワーアップして、下記のことをやってのけるようになりました。
そしてこの習慣は、もともとは出かける前にシンクをキレイにしようと決意したことからはじまりました。
最近は夜にもするようになりました。
キッチンのシンクがいつもキレイであることが、こんなにも多幸感を与えてくれるものとは知りませんでした。
ふと目に入ったときや、外出から戻ってきたとき、キッチンがキレイだと自分をほめてあげたくなります。
はじめは食器を洗うだけだったのが、それができるようになると嬉しくて、「水跡が気になるから次は洗った食器を拭いてみよう」「拭くまでできたのだから、このまま元の場所に戻してしまおう」とエスカレートしていきます。
今では、シンクに食器があると落ち着かないくらいです。
シンクが大きいと、多少溜めたところで、まとめて洗うのにたいして苦労はしないと思います。
そんな時は、こんなことも「すぐ食器を洗う習慣」をつけるのに役立ちます。

余分な食器を処分する
グラスが1個しかなければ、シンクに溜めておくことはできないはずです。
靴を脱いだら靴箱へしまう
「玄関に出しておく靴は1足だけ」というマイルールからはじめて、今では玄関には何もない状態を維持できるようになりました。
帰宅して靴を脱いだら、すぐに靴箱にしまう。
簡単なようでいて、なかなかできない人も少なくないのではないでしょうか。
これは、習慣以前に「物理的にできない」という人も含みます。
つまり、持っている靴が靴箱に全て入りきらないということです。
おひとり女子も、まさにそんな一人でした。
天井まで続く、割と大きなシューズボックスなのですが、入りきらずに玄関に並べられた靴がいくつも。
靴が大好きで何十足も持っていましたが、改めてよく見てみると、お手入れをしてないので傷んでいる靴が大半でした。
大好きで沢山買い込んでも、お世話は全然していないのです。
可愛くてお気に入りだけどボロボロの靴たちを見て、猛反省。
泣きたい気分で徐々に処分をしていき、すべて靴箱に収めることができるようになった時に決意しました。

これからは玄関に出しっぱなしの靴は1足だけにしよう
それからも地道に処分は続き、現在はゴミ捨て用サンダルとレインブーツを入れて6足です。
それでも、毎日履く靴に困るなんてことはありません。
6足まで減らすことができれば、余裕で靴箱に収納できます。
今では、シューズボックスの半分以上は靴ではないモノの収納として使われているくらい。
そこで、ここまできたなら憧れの「靴は出しっぱなしにしない」に挑戦することにしたのです。
1足でも存在しているのと、全く無いのとはこんなにも違うものかと感動しました。
玄関入ってすぐに部屋が続くワンルームなので、キッチン同様に、玄関も部屋のどこからでも見える配置です。
その玄関に、何もない。
靴が散乱していた時代があるがゆえに、感慨深いものがあります。
「脱いだらしまう」というだけの習慣ですが、その効果は絶大ですよ。
ちなみに、この「脱いだらしまう」を習慣にするために、靴箱の扉を撤去しました。
観音開きの靴箱なのですが、玄関が狭いために開きづらかったし、部屋に上がってからだと角度的に更に開きづらく、玄関にまたおりる必要があったりして、靴箱の利用をおっくうにしていたのです。
そこで、扉を外してクローゼットへ撤去し、突っ張り棒で布をかけて目隠しにしています。
布をぱっとめくるだけなので、ストレスフリーになりました。
このように、習慣にするには、なるべくその動作がラクに行えるように環境を整えてあげるのも重要です。
特に、めんどくさがり屋であれば、重大な障害となるので注意です。
出かける前にベッドを調える
朝、出かける前にはベッドメイキングをするようにしました。
ベッドメイキングといっても、本格的なことはしません。
はじめは、人が寝ていたことがはっきり分かるようにぽっかりと穴があいた状態で放置されている掛布団の、その寝癖のような状態をちょっとなおしていただけです。
そのうち、少しでも湿気を取ろうと、掛け布団を2つに折りたたんでから出かけるようになりました。
次には、掛布団を折りたたんだついでに、頭の形にへこんだままの枕2つとクッションを、ポンポンたたいて形を整え、ベッドヘッドになっている壁に立てかけるようになりました。
今はさらに、気が向いたときだけですが、マットレスにかけたシーツを整えています。
うん、しわしわですね。
ベッドメイキングには、ヘッド側はいいとして、他3方向に十分なスペースがあることが必須です。
ところが、おひとり女子はベッドを半分クローゼットにつっこんでいる状態で、スペースがあるのは手前側だけ。
本格的なベッドメイキングはできないのです。
諦めてます。
また、シングル用なのにメチャクチャ大きいシーツなので、折り込むのも大変なのです。
そこで、少しでもラクにキレイにできないかと、最近はシーツを半分にして「折り込むのは両サイドのみ」というズボラメイキングになっています。。。
足部分、シーツが切れているのは、シーツを半分に折って使っているからなのです。。。
ちょっとくらいシワシワでも、疲れて帰宅した時、寝乱れたままのベッドが目に飛び込んでくるより、多少なりとも調えられたベッドを目にするほうが、どれだけ幸せか。
お風呂に入ったら、このベッドにダイブできると思うと、疲れも吹き飛びます。
いや、そこまでではないけれど、やっぱりちょっとでも調えられていると帰宅時に嬉しいです。
まとめ
以上、やっている人は当たり前にやっている3つの習慣をご紹介しました。
こんな簡単なことでも、今までできなかった自分を知っているだけに、できた今は自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。
そして笑っちゃうことにこの気持ち、いつまでも消えることがありません。
キレイなシンクを見るたびに、「えらいなぁ、おひとり女子」って心の中でほめてます。
アホみたいだけれど、おひとり女子は褒められて育つタイプなので、褒め続けるともっと頑張ります。
食器洗いがシンク磨きに発展したように。
さらに褒め続けていれば、洗面所の鏡を磨いてみたり、コロコロで床の髪の毛を掃除してみたり。
褒めれば褒めるほど頑張るので、最近はホントにどんどん褒めてます。
もし、自分もできていないという方がいましたら、まずはシンクに置きっぱなしの食器を洗ってみたらどうでしょう。
何も考えなくても食器が洗えるようになる頃には、部屋もスッキリきれいだし、自分のこともきっと大好きになっていますよ。
コメント