おひとり女子くるみです。
ミニマリズムを追求することがお金を貯めることには必ずしも繋がりませんが、お金を貯めたいのであれば、生活をダウンサイジングすることは非常に有効です。
節約生活というと、なんでもかんでも我慢してお金を貯めようと頑張る人が多いようです。
でも、ミニマリズムを追求していけば生活必需品は激減するので、そもそも買い物をする必要のあるモノ自体がなくなっていき、理想の生活を実現しながらお金も自然に溜まっていくようになります。
そこには我慢は存在しません。
欲しいモノを買わないからお金が溜まるのではなく、欲しいモノがないから買わないだけです。
無理をすることなく自分の望む生活を目指しているだけなので、反動で爆買いしてしまうといったリバウンドは起こりませんし、欲求を押さえ込むという苦痛もなく、むしろ理想に近づいているという達成感を得られます。
モノを買う理由を考える
何かモノを買うとき、何故それを買うのか考えたことがあるでしょうか。
やっぱり、必要だと思うからモノを買うのだと思います。
ですが、それはどの程度必要なモノだったのでしょうか。
おひとり女子は、「必要だから」と買った多くのモノを結果として捨てることになりました。
何故そんなことになったかと言えば、結局、必要だと思っていたものは、本当に必要なモノではなかったというだけのことでした。
本当に必要なモノはなにかということが、ちっとも分かっていなかったのです。
必要なモノってなんだろう
断捨離を続けていくと、本当に必要なモノは想像以上に少ないことに気付かされます。
そして、便利だと思って購入したけれど使っていないモノを生活空間から排除してみれば、そんな余計なものは無いほうがよっぽど生活しやすいことに気付きます。
「あって当たり前」という刷り込まれた常識が、自分にとって必要かどうかということを考える思考を奪っている状況も多々あります。
例えば、ずっと邪魔だと思いながらも、「あって当たり前」だからと置いてあったテレビ。
ニュースと天気予報のチェックの為に朝つけるだけで、夜や休日は使いません。平日朝は、準備をしながらでも音で情報を得られるので、テレビをつけていたに過ぎません。でもそれなら、ラジオで十分だったのです。
テレビが必要なものではないと気付いた今、付随してこんなものが不要になりました。
■買い替えの費用
■買い替えの労力
■買い替えの調査にかける時間
■お手入れ(掃除)にかかる労力
■模様替えの時の多大なる労力
■NHK受信料
■周辺機器も含めて使用していたコンセントタップとそれらの待機電力
■保管スペース
どれも、不要であるに越したことがないものばかりです。生活がすごく楽になる。
今までは、お金をかけて苦労を背負い込んでいたようなものでした。
必要なモノは人それぞれ
必要なモノは、人によって違います。
おひとり女子はテレビが不要でしたが、テレビが必要な人だってもちろんいるはずです。むしろそれが多数派でしょう。
必要なモノが必ずしも実用品であるとは限りません。例えばそこに置いてあるのを毎日見るだけで、とても幸せな気分になり、モチベーションがあがってやる気が漲るというのであれば、雑貨や絵画だってその人にとっては必要なモノです。
ミニマリズムを追求するといったって、無理してベッドを断捨離して寝袋で寝ないといけないわけではありません。バックパックに入る分だけに所持品を限らなければいけない、なんてこともありません。
誰かの基準に合わせる必要はないし、そんなことに意味はありません。
自分なりの基準を確立させましょう。
本当に必要なモノを見極めるコツ
「これは持っていて当たり前」という思い込みは、私たちに非常に根深く浸透しています。
身の回りにある多くの「生活必需品」。
自分にとって本当に必要なモノを知るには、 そのひとつひとつに対し、時間をかけて向き合っていくしかありません。

これは本当に必要なのだろうか

なくなったらどういう生活になるだろうか

他の何かで兼用できないか
そうして、それが不用品だと判断できたならば、なくなった時や壊れた時にまた購入する手間暇を含めて、もう今後ずっと(また必要になるまでは)永遠に、その不用品のことを考える必要はなくなるのです。
世の中にモノはあふれているけれど、自分に必要なほんの少しのモノたちのことだけを考えていればよくなるのです。
そして、今まで不要なモノたちに煩わされていたお金や労力を、自分の趣味など本当にやりたいことに使うことができます。それこそが、本当に望む理想のあり方ではないでしょうか。
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