おひとり女子くるみです。
今回は生理の話。
世の中の生理に悩むすべての女性にオススメしたいアイテムをご紹介します。
生理はいまだにタブー視されることもあるようですが、女性にとっては毎月やってくる現実でしかありません。
タブー視したからって、生理にまつわる悩みや不安が解消されるわけではないのです。
子供を望まないおひとり女子などは、はやくなくなれくらいに思ってしまいますが、なくなったらなくなったで、女性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
あってもやっかい、なくなってもやっかい。それが生理ではないでしょうか。
繰り返しますが、何を言ったところで生理は毎月やってくる現実です。
受け入れてうまく付き合っていくしかありません。
ということで、オープンに語っていきたいと思います。
男性でこの記事にたどり着いてしまった方も、是非ご覧になって世の女子の苦労をご理解ください。
人間の半数が抱えている悩みなのだから、自分にないから無関係とは言えないはずです。
生理に関する悩みや不安
生理について、こんな悩みや不安を抱えていないでしょうか。

生理痛が最悪
下腹部がぞうきん絞りされているように痛い
吐き気が止まらない
頭も痛くなってきた

漏れないか心配
起きてシーツが汚れてると死にたくなる
外出中は常に心配
トイレに行きにくい職場

ニオイが気になる
周りの人はほとんど気付かないと言うが、気になるモノは気になる

ムレる・かぶれる・かゆい
ナプキンはムレるので夏場は特に最悪

立つか座るかどっちかにしてくれ
立ったら座りたくないし、座ったら立ちたくない
思いつくままに書いてみましたが、聞いた話もはいってますが、大半はおひとり女子の経験談。
生理のあるあるです。
生理痛などは人によって差が激しく、なんともない人もいますが、重い人は起き上がれないほど。
おひとり女子もこのタイプで、薬が効かずに立て続けに服用するなど無茶なことをしていました。薬漬けです。
でも今は、こういった悩みや不安がほぼ解消されてしまいました。
憂鬱でしかなかった生理期間が、劇的にラクなりました。
もっと早く知りたかったと切実に思った、生理で悩む女性の救世主アイテムをご紹介です。
パンプティ
パンプティとは
はじめにご紹介するのがパンプティです。
下着の上に着用するオーバーパンツで、防水加工がされているので、万が一もれたとしてもパンプティが防いでくれるという、心強い相棒です。
パンプティのメリット
実際に漏れた時にも大活躍してくれるのですが、一番のメリットは「もれたらどうしよう」という不安な気持ちを解消してくれることです。
「もれても大丈夫」と思えるって、こんなに精神的にラクなのかと愕然としました。
布がこすれると少しシャカシャカ音がする素材なので、気になる方は外出時には着用しないようです。
でも、トイレに行きづらい職場だったり、不安が大きいのなら、外出時でも着用することをオススメします。
おひとり女子は会社のトイレ事情が悪くないので、外出時につけたことはありませんが、シャカシャカ音は自分だから聞こえるという程度で、他人は気付かないと思いますよ。
気になるなら、家族などに確認してもらうのが良いと思います。
パンプティとの出会い
パンプティは、2015年の年末に存在を知ってすぐに購入しました。
その直前に、朝起きたらシーツが汚れてたという事件が発生したのです。
どんなに気をつけていても、おむつみたいなナプキンをつけたところで、もれる時にはもれます。
放置したらその汚れはもう落ちないから、忙しくてもすぐに洗わないといけません。
会社に行く準備もしなきゃいけないのに、泣く泣くシーツを洗うわけですよ。
しかも、シーツを汚すのは初めてではありません。過去にも何度か同じ目にあっています。

もう、いやだ
そう強く思って、探し出したのがこのパンプティです。
こんな便利な商品があったなんて!!!!感激です。
夜、なんの不安もなく眠りにつけるって、最高ですよ。
朝シーツを洗わなくて済むのも最高です。もう、二度としたくないです。
スクーンカップ(月経カップ)
月経カップとは
月経カップって、ご存知ですか?
これ、多分通販でしか買えないので、そもそも知らないという方が多いと思います。
月経カップは、簡単にいうと体内に装着して、経血を受け止めるカップです。
使い捨てではなく、洗って何度も使用することができます。
日本で一般的な生理用品は紙ナプキンとタンポンですが、第三の生理用品として注目をあびつつあります。
スクーンカップは日本で広まるきっかけとなった月経カップですが、他にもたくさんあります。
人によって、合う形合わない形があるのかもしれませんが、初めは苦労するけれど、慣れればどのメーカーのものも変わらないのではないかと思います。
スクーンカップ以外は試してないので分からないのですが。
月経カップのメリット
月経カップは様々なメリットがあります。
経血は実は排出されたばかりだとほぼ無臭だそうです。
でも、排出されて外気に触れると、徐々に酸化して細菌が繁殖し、ニオイが出てきます。
月経カップは排出を体内で止めてくれるので、このニオイに悩まされることがなくなります。
また、汚れた紙ナプキンを肌につけておくことを思うと、比較にならないほど清潔です。
紙ナプキンの不快感もなく、生理中だということを忘れるくらいに快適です。
これが、最大のメリットです。
「生理が快適」なんて、信じられますか?すごいことです。
さらに、紙ナプキンもタンポンも使い捨て用品ですが、月経カップは洗って使うので、何年でも使えます。
意外にかさばる紙ナプキンの保管スペースが不要になるし、なにより買物の手間がなくなり、かつ経済的です。
月経カップのデメリット
人によっては、デメリットも少なくありません。
月経カップは、カップを体内にいれる必要があります。
初心者は、体内にあの割と大きいサイズのカップを入れるのはかなり大変です。
3ヶ月くらいで慣れるので、慣れてしまえばなんともないのですが、おひとり女子もはじめは全然入れられずに、お風呂で何十分も格闘して泣きたくなったものです。
でも、慣れたらなんてことないのです。
はじめのうちは、ハンドクリームやオリーブオイルなどの潤滑剤をカップの外側に塗って挿入することをオススメします。これに気が付かなければ、おひとり女子は挫折していたかもしれません。
体内に入れた後にも試練は続きます。
カップに溜まった経血を定期的に取り出して処分する必要があります。
この取り出す作業も、はじめのうちは少し苦労します。
そして、カップに溜まった経血をトイレやお風呂で処分します。
これらの作業を、経血に触れずに行うことは不可能です。
どうしても経血に触りたくない、生理的に無理、という方は残念ですが月経カップの使用は難しいです。
経血を排出した後には、カップを洗ってまた装着する必要があります。
排出は個人差はありますが、だいたい1日2回朝と夜に交換すればよいので、外出中に交換しなければならないことはほとんど無いと思います。
ですが、人によってはこの洗う場所の確保が問題になることもあるかもしれません。
ひとり暮らしならなんの問題もないのですが。
また、残業などでどうしても外出先で交換しなければならないような事態になった時は、トイレットペーパーで拭いて済ますこともできます。
おひとり女子も一度だけ外出中にトイレの個室内で交換したことがあります。
結局大丈夫だったのですが、なんだかモレそうな気がして不安になって。
でも、やっぱり心理的には毎回水で洗いたいですね。
そして、メリットでモレないと言っておいてなんですが、モレることもあります。
でも、漏れる原因は、きちんと装着ができていない場合がほとんどです。
多い日に長時間交換をしない場合も、モレる可能性はあります。
なので、布ナプキンと併用するのが安心でオススメです。
モレるといってもたいした量ではないので、薄いもので問題ありません。
世の女性すべてに強くオススメしたい
特にオススメしたいのが月経カップです。
経血を触ることに抵抗がある場合は仕方ないですが、他のデメリットは装着に慣れることで解消できます。
特に大変なのははじめの数回。もう、ほんと嫌になります。
でも、それさえ乗り越えれば人生薔薇色です。
あんなに不快だった生理期間が、普段と変わらないほど快適になります。
おひとり女子は生理痛もほとんどなくなりました。
あんなに飲みまくっていたのに、今では薬を飲むこともほとんどなくなりました。
個人差があるだろうし、原因が特定できるわけでもないのでメリットには書きませんでしたが、生理痛が軽くなったのと、月経カップを使い出したのと、時期は完全一致しています。
おひとり女子は、パンプティを知って半年後くらいの2016年5月にスクーンカップを購入しています。
月経カップを知っていたなら、夜にモレを心配することはなくなっていたでしょうから、パンプティは買っていなかったと思います。
持っているので今でも2日目などは使っていますが、2枚買ったうちの1枚は職場の子にあげてしまいました。
月経カップは数千円から5千円程度と、単体としては決して安いものではないし、未知のものに対する恐怖もあって、なかなか手が出ないかもしれません。
でも、欧米ではすでに市民権を得ている生理用品であり、導入時こそ少し大変ですが、その後は劇的にラクになる優秀な生理用品です。
まだまだ認知度が低いのが本当に残念です。
学校の授業で、もっとピルや月経カップなど、ラクに快適に生理期間を過ごせるアイテムを教えるべきなのに。
知らないから選択肢にあがらないというのが、一番残念です。
もし興味をもたれた方がいましたら、よけいな先入観は捨てて、ぜひぜひチャレンジしてみてください。
3ヶ月経った頃には、もう手放せなくなっているはずです!
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