おひとり女子くるみです。
みなさん、ウェスって暮らしの中で使っていますか?
おひとり女子は自分への罰として取り入れてみたのですが、今では便利すぎて手放せない存在となっています。
みなさんも、ウェス生活はじめてみませんか?
不要な布を再利用するという概念
ウェスとは、英語の「waste(廃棄物・くず)」が日本人の発音しやすように訛った言葉だそうで、雑巾の意味で使われています。和製英語ということになるのでしょうか。
ウェスが雑巾のようなものだということは知っていましたし、今までも古くなったTシャツを捨てる時に、それで床をさっと拭いてから捨てる、程度のことはしていました。
しかし、わざわざカットして、ウェスとして使えるようにストックをしておくなどという概念は、おひとり女子の中にはありませんでした。
「ていねいな暮らし」などをコンセプトにした本だかブログだかで、そういうことをしている人がいると知ったときは、そこまで使い切ってから処分するものなのかと感心しながらも、そんな面倒なことは自分にはできないと、自分の暮らしに取り入れようとは思いもしませんでした。
自分への罰としてウェスとして再利用することに
ところが、断捨離に目覚めてからというもの、山のように不要な洋服が出てきました。
中には傷んでいるものもありましたが、ほとんどはまだまだ着用できる状態のものです。
かといって、プチプラ商品が多いので、売れるようなものでもありません。
好みが変わった、イメージと違った、といった様々な理由で、買ってはみたもののほとんど着用しない洋服を沢山捨てることになったのです。
毎週のように不要な洋服をごみ袋に詰めているうちに、こんなに大量の洋服を安易に買い込んでしまったことを真剣に反省すべきだと思うようになりました。
そこで、単に捨てるのではなく、最後に再利用してから捨てようと決意しました。
せっかく買ったのにたいして着ることもできずに無駄にしてしまった自分への罰として面倒なカット作業を課し、洋服を処分するにはウェスとして再利用してからという義務をも自らに課したのです。大変な思いをして処分をすることで、また簡単にほいほい洋服を買ってしまうことのないよう、抑止力となることを狙ったのです。
やってみれば思っていたより面倒な作業ではない
結果として、布をカットするという作業は、当初思っていた程の面倒な作業ではありませんでした。
都度カットするのは流石に面倒なので、おひとり女子はウェスを入れているボックスが満タンになる分、布地にもよりますが厚手なら2~3着分、薄手なら4~5着分をまとめてカットしてしまいます。
初めの頃は、ウェスがなくなってくると「あー、補充のためにカットしなければー」とちょっと面倒な気分になったりしていましたが、実際にカットしてみるとたった数分の作業であり、布専用バサミの切れ味が良いのでカット作業は爽快でもあるのです。
今では、カットがそもそも面倒な作業ではないことが分かったので、面倒という気持ちはまったくなくなりましたし、大きなゴミ袋に入った不要な洋服が少しずつウェスとして消費され、なくなっていくのがうれしく、積極的にウェスを使用するようになりました。
ウェスの使い道と不要になったもの
■食器洗いに
■トイレ掃除に
■拭き掃除に
食器洗いのスポンジも、トイレブラシも、ティッシュも、おひとり女子の生活必需品ではなくなりました。使わないので、買う必要もなくなります。買い物にかかるお金も労力も不要になりました。
食器を洗い終わった後、そのままそのウェスでシンクとゴミ受けと排水溝をふきあげて、ごみ箱へぽいと捨てます。スポンジを使っていた時は、乾きやすいようにと気を使っていましたし、食器用とシンク用でスポンジを分けて、ただでさえ狭いキッチンに2つも置いてましたが、余計な配慮もスペースも不要になりました。
汚い汚いと思いながら使っていたトイレブラシも不要になりました。トイレブラシ自体も汚いと思っていましたが、ブラシケースなんか触るのも嫌だと思って掃除すらしていなかったので、使い捨てのウェスで代用するようになり、トイレから排除できて本当に精神的にすっきりしました。
トイレ掃除は使い捨てのビニール手袋とウェスで済ませます。はじめはビニール手袋で便器掃除するのに勇気が要りましたが、やってしまえばトイレブラシを使用するより100倍快適です。
トイレ掃除に対する嫌悪感もなくなったので、掃除頻度が増えました。とはいっても、便器の掃除は1週間に1回しかしないのですが、前はもっとしなかったので、大きな前進です。
他は、拭き掃除全般につかっています。100均の静電気でほこりを取るはたきを定期的にリピート購入していましたが、不要になりました。また、雑巾を使っていたときは、使った後に洗うのが面倒という気持ちがどうしてもつきまとっていましたが、使ったら捨てるだけという気楽さが、拭き掃除を積極的にさせます。
ティッシュはストックがまだまだありますが、なくなったらもう買わない予定です。もともとあまり使っていなかったのが、ウェスを使うようなってますます減らなくなりました。ストックがなくなるまで数年かかりそうですが、ストックスペースが不要になる日を楽しみにしています。
ウェス生活のもたらすもの

不要な洋服を捨てる罪悪感を和らげ

掃除に積極的になることができ

不潔な清掃用品を断捨離できる
こんなステキなウェス生活、はじめてみてはいかがでしょうか。
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