ヌメ革のメンテナンス はじめの日焼けとその後のお手入れ

ヌメ革のメンテナンス ライフスタイル

おひとり女子くるみです。

 

今年のはじめから、新調したヌメ革のお財布を使っています。

備忘録の為にも、本日はヌメ革製品のお手入れについて。

多くの革愛好家が夢中になる経年劣化を、おひとり女子も楽しんでいます。

 

 

はじめに:ヌメ革とは

 

まずは、ヌメ革の特徴について。

ヌメ革とは、植物タンニンでなめされた後、表面加工がされていない革のこと
ヌメ革は、使い込むことによる経年劣化が楽しめるが、水に弱く、乾燥に弱く、傷もつきやすい

 

動物の皮膚である皮は、そのままだと硬くなったり腐敗したりします。そりゃそうですよね。

それを防ぐ為に、革を柔らかくして、耐久性を増す工程が「なめし」です。

なめすことによって、皮が革になるのです。

この「なめし」はいくつかの方法がありますが、植物成分であるタンニンによって行い、その後表面加工をしない革を、一般的にヌメ革といいます。

 

ヌメ革は、表面加工をしていない為に、革は使い込む程にどんどん変化をしていきます。

使い方やお手入れの仕方によって、美しい飴色に育つこともあれば、シミだらけでカサカサ真っ黒にも育ちます。

 

これが、ヌメ革が愛される最大の理由です。

 

馬鹿な子ほど可愛い。手がかかるほど愛おしい。そんな親心を擽る敏感肌の持ち主なのです。

購入した真っ白なヌメ革を、自分の手で美しい飴色に育てたいという訳です。

 

では、繊細なヌメ革を美しく育てる為のお手入れについて。

 

 

使用前に:日光浴で日焼け ~理論編~

 

ヌメ革のお手入れは、使用前にはじまります。

購入したら、まずは1ヶ月ほどかけて、裏表まんべんなく日光浴で日焼けをさせます。

 

日焼け。笑

と思った方。

おひとり女子もはじめ思いました。日焼けって。笑

もちろん、理由があります。

 

タンニンを紫外線にあてることで変色を促進し、その後の使用による変色でできるムラを目立たなくする
ヌメ革に含まれる油分が滲み出て表面をコーティングしてくれるため、傷や汚れに強くなる

 

革は、使っているうちに、手の脂分がついたり、摩擦によって変色していきます。

つまり、よく触ったりこすれたりするところほど、変色は激しく目立つようになってきます。

購入したばかりのヌメ革は真っ白なため、この状態で使い始めると、変色によるムラが目立ちやすい。

 

そこで、日焼けです。

なめし工程で使われる植物タンニンは、紫外線にあてると化学変化で変色をします。

いわゆる経年劣化です。

2週間程度の日焼けで飴色への変色を促して、その後の使用で発生するシミや汚れを目立ちづらくするのです。

 

また、この期間に、ヌメ革に含まれる油分がにじみ出てきて、表面保護の役割を果たします。

勇者に例えるなら、着の身着のまま村の外に出て行くのではなく、武器や防具を装備させてあげるのです。

 

 

この日焼けの工程ですが、賛否両論あります。

日焼けは、繊細で敏感なヌメ革の成長を、太陽の力で促す工程です。

可愛いわが子を育てるのに、他人(=太陽)の手を借りるのは嫌だというのが、否定派の代表意見になります。

子犬のしつけにブリーダーの手を借りるのではなく、自分で一からしつけたいという感情と同じでしょうか。

 

分かる気もしますが、おひとり女子は素直にプロ(=太陽)に任せました。

 

 

使用前に:日光浴で日焼け ~実践編~

 

では、実際の日焼けのやり方です。

1.ブラッシング

 

革のお手入れの基本でしょうか。

ほこりを取るために、縫い目部分を重点的にブラッシングをしてあげます。

購入したばかりなので汚れてもいないのですが、まだまだ箱入り娘なので手をかけてあげます。

 

2.クリームを塗って、しっかりふき取ってブラッシング

 

敏感で繊細なヌメ革は、そのまま日焼けさせると乾燥してしまいます。乙女のお肌と一緒です。

乾燥を防ぐために、オイルやクリームをうすーーーく塗ってあげます。

 

調べていくと、日焼け前に塗るか、日焼け後に塗るか、これも意見の分かれるところです。

ヌメ革には油分が含まれているのだから、はじめからオイルやクリームを塗る必要はない、というのが日焼け後に塗る派の代表意見です。日焼け後にも塗らない派もいます。

 

おひとり女子は、指でうすーーーーく塗って数分おいてから、乾いた布で優しくふき取りました。

さらにクリーム成分をしっかり取るために効果的とのことで、またブラッシング。

自分の肌の10倍、いや、100倍くらい手をかけてます。

 

オイルやクリームは、ミンクオイルや蜜蝋などが代表的のようです。

おひとり女子は両方持っていたのですが、当時ミンクオイルを持っていることを知らず、蜜蝋を塗りました。

しかも、革製品用のではなく、木製品用の蜜蝋です。気にしません。

 

3.室内の窓辺で日光浴

 

我が家の窓辺は北東向きで、日当たりが強くないので、窓辺で日光浴をさせました。

日当たりが強すぎる場合や夏の間などは、日陰でも良いようです。

 

ポイントは、「まんべんなく」日焼けさせてあげること。

人間が日焼けする時と一緒です。

どこかが影になったりすると均一に日焼けせず、ムラの原因になるので注意です。

 

また、水がつくと消えないシミになるので、屋外は危険。室内が無難です。

期間は片面2週間程度といわれますが、おひとり女子は片面1ヶ月、両面で2ヶ月ほど日焼けさせました。

新年から使おうと思っていたのですが、購入が10月終わりだったので時間があったというだけのことです。

 

片面2週間、裏返して2週間焼いたあとは、様子を見ながら数日毎にひっくり返したり、小銭入れのボタンを開けたり閉めたりと、「まんべんなく」焼けるよう調整しました。

 

時々手で触って、乾燥していないかもチェック。

乾燥していたらまた蜜蝋を塗ろうかとも思いましたが、2ヶ月間とくに乾燥を感じることもありませんでした。

塗りすぎてもよくないらしいです。難しい子です。

 

以上で、日焼け作業は終了です。

 

 

日々のお手入れ

 

日々のお手入れは実は簡単。

毎日使ってあげる

水分がつかないように注意してあげる

とにかく水に弱いので、汗や雨やの水分に注意するほかは、毎日使ってあげるのが最大のメンテナンス。

そして、水にも弱いけれど乾燥にも弱いのがヌメ革。

毎日手にとって使ってあげることで、すこしずつ手の脂が加わって、すこしずつ成長していきます。

 

ところが、おひとり女子がお財布を使うのは基本的に週1回のスーパーのみ。

なので、毎日バッグから出す時に、手でまんべんなくナデナデしてます。

そして気が向いた時に、手ぬぐいで拭いてます。

バッグから毎日お財布を出す習慣は、この子のために身につけたといっても過言ではありません。

 

 

時々のお手入れ

 

日々使っているだけで、お手入れは十分なのですが、たまにやってあげると良いこと。

1.ブラッシング
2.汚れがひどい時はかたく絞って水分を飛ばした布で水拭き
3.乾いた柔らかい布で拭く
4.オイルやクリームをうすーーーく塗る
5.乾いた柔らかい布で拭き取る
6.ブラッシング

 

ブラッシングには、ほこりなどの細かい汚れを取るほかに、艶出しや、オイルやクリームを塗った後の余分な成分を書き出す目的もあります。

布は、革を傷つけないように柔らかい布で。

オイルやクリームはつけすぎても良くないので、少量をうすーーく指で伸ばして塗りこんであげます。

そして、しっかり拭き取る。

 

数ヶ月に一度くらい、このようなお手入れをしてあげると、より美しく育つようです。

おひとり女子は今年はじめから使い始めてから、まだ一度もオイルは塗ってません。

 

 

おひとり女子の娘たちとお手入れグッズ

 

最後に、愛娘たちをご紹介。

購入直後

 

こちらが、届いたばかりのヌメ革製品たち。染色なしです。

お財布、カードケース、キーカバー、コードホルダーの4点です。真っ白ですね。

革製品のメンテナンス

 

日焼け後(購入から2ヶ月で未使用)

 

上左の写真は、左が日焼け後、右がその後に買い足した日焼け前の新品です。

色がかなり違うのが分かります。

革製品のメンテナンス02

 

使用後6ヶ月経過

 

使用から半年経ち、現在の様子がこちら。たくましくなって・・・涙。

やはり、毎日ちゃんと使ってるイヤフォンコードとキーカバーのほうが、成長しています。

というか、汚れも目立ってきました。

しっかりお手入れして、末永く可愛がっていきたいものです。

革製品のメンテナンス03

 

お手入れグッズ

 

そしてこちらがおひとり女子のお手入れグッズ。

新規購入はせず、手持ちのもので間に合わせています。

左上が蜜蝋(木製品用)、左下が最近発掘されたミンクオイル、真ん中がブラシ(衣類用)、手ぬぐい。

革製品のメンテナンス04

靴のお手入れグッズを整理していたら出てきたミンクオイル。

全く使ってなくて処分予定だったのですが、調べてみたらヌメ革のお手入れに相性が良いとあったので、蜜蝋はやめてミンクオイルを使うことにしました。

 

ブラシは、これまた使ってなかった衣類用のもの。

馬毛がいいとか豚毛がいいとかいいますが、これは何毛だか分かりません。でも気にしません。

衣類用なので、でかくてちょっと使いづらいです。

 

そして、日々のお手入れでも使っている手ぬぐい。

気が向いた時に適当に拭いてます。

 

写真を撮るためにグッズを取り出したことだし、本日はこれから、久しぶりにオイルでお手入れします。

以上、可愛い娘たちでした。

 

 

おまけ:BLANC COUTURE(ブラン・クチュール)のご紹介

 

おひとり女子の愛娘たちをつくってくれたお店が【BLANC COUTURE】(ブラン・クチュール)です。

楽天にお店を出しています。とてもお気に入りです。

 

革の質が良い

つくりが丁寧

それでいて安い

オーダーメイドばりにカスタマイズ注文を受けてくれる

 

おひとり女子が買ってすぐ、全面的に価格改定されて少し値段が上がっているのですが、それでも安いです。

そしてここの店長さん、心配になるくらいカスタマイズを受けてくれます。

名入れや2色使いなどの有料カスタマイズもありますが、無料で対応してくれる範囲が広いのです。

 

お財布やカードケースについている表面のエンブレムはショップロゴなのですが、これはおひとり女子が位置を指定して入れてもらったものです。標準ではついていません。

他にも、お財布ではお札入り口の向きを反対にしてもらったり、名刺入れをカードケースとして使いたかったので、サイズをカードにあわせて小さくしてもらったり、標準ではナチュレ色が選べないのに、ナチュレで注文したり・・・といったワガママを、なんと無料で対応してくれたのです。

楽天の買物で、こんなに注文つけたの初めてです。

 

届いた商品も、品質もつくりも文句なし。

革製品なんてめったに買わないけれど、また買うときはこのお店で買いたいです。

 

 

そして、こちらで一番はじめに買ったサンプル(300円)がまた可愛く、捨てられなかったので、マグネットにしてみました。

革製品のメンテナンス05

100均の強力マグネットの中と小(左写真のシルバー2つ)に、サンプルの革たち。

 

サンプルは全8色ですが、好みの4色を選択。おひとり女子購入色はナチュレです。

左の写真で、左からキャラメル、ナチュレ、チョコレート、ホワイトです。

ホワイトはマグネットのかたちにあわせてハサミでカットしました。ガタガタです・・・。

 

右の写真は、瞬間接着剤で革とくっつけて、冷蔵庫に貼った完成品です。

実は、小さいマグネットは面積が小さすぎて、冷蔵庫から剥がそうとすると革がぽろっと取れてしまいました。

磁力が強力すぎて、瞬間接着剤が負けてしまいます。

頻繁につけたりはずしたりする場合には、もっと革部分を大きくしないとダメですね。

 

完成品のチョコレートに、点みたいなのが付いているのがお分かりでしょうか。

これ、瞬間接着剤がついてしまって、色落ちしました。気をつけてください。残念。

 

冷蔵庫にモノをベタベタ貼るのはやめたので、完全にディスプレイですが、大きいのを3個並べて楽しんでます。

白いのは、換気扇に換気扇フィルターを取り付けるのに使ってます。

シルバーのままより目立たなくなりました。

 

 

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