おひとり女子くるみです。
資産形成を目標とするならば、ひとり暮らしはお金がかかるので本当はオススメできません。
もし、実家暮らしができるのならば、それに越したことはありません。
ふたり暮らしやシェアハウスの利用などができるのであれば、金銭面では大分オトクです。
でも、それでもひとり暮らしがしたいという方や、そもそも実家が遠くて通勤の為にはひとり暮らしをせざるを得ないという方も少なくないはず。
人口は減っているのに世帯数は増えているのが日本です。おひとりさまやDINKSが右肩上がりに増えているのですよね。なかでも、東京都はおひとりさま率が全国トップ。23区で見てみると、約半分の世帯がひとり暮らしだとか。
そんな独身天国東京に住むおひとり女子が、都内でひとり暮らしをしながら貯蓄もしていくポイントをご紹介します。
お金を使うところと使わないところのメリハリをつける
収入には限度があり、その収入の範囲内で支出をコントロールしなければなりません。そしておそらく、都内(に限らず大都市圏)で生活をするということは、より厳しいコントロールを求められるということだと思います。
なぜなら家賃が高いから!!
家賃は収入の1/3に抑えるべしというのが家計の鉄則ですが、都内ではこれを守れない人も少なくないのではないでしょうか。
でも、それなら都内に住めないかといえばそんなことはありません。
家賃がかかる分、他の何かを削ってあげれば良いのです。
もし削れるものが何も無いのであれば、家賃を削ればいい。
東京都内にだって、3万円台の物件は普通にありますよ。風呂なしトイレ共同4畳半とかね。
要は、自分が何に重きを置くかです。
お金をつかうところ
おひとり女子が重視するところをあげていきます。
住まいにはお金をかける
おひとり女子はおうち大好きっ子なので、東京の3万円台の物件に住むのは嫌です。
物件を決めるにあたって重視する点は何か。

職場に近い(満員電車嫌い)

トイレ風呂別(できれば追い炊き機能付)

ある程度の機密性(寒さと害虫G対策)
細かいことを言えばもっとありますが、必須と考えているのはこの3点です。
実は、実家から職場まで1時間程度。都内の通勤事情から考えれば十分通勤圏内に実家があるのですが、おひとり女子はひとりを愛し、満員電車を忌み嫌っております。
家賃はおひとり女子の月の生活費の半分以上を占めているのですが、その支出はおひとり女子にとっては必要ということです。
CD・DVD・ライブ
おひとり女子は家では常に音楽をかけて過ごしています。
人生の半分以上かけてずっと好きなバンドがあり、それがずっとかかってます。
発売されたものを次の新曲が発売されるまで、自分でも不思議なほどに飽きもせずに聞き続けています。
もし収入が激減するようなことがあっても、このお金を削ろうとは思いません。
究極の選択にはなりますが、家賃を捨てて郊外に引っ越すだろうなぁ。
だって、これを捨てたらそれこそ何の為に生きているのか分からない。
人には、そんなものがひとつくらいはありますよね。
嗜好品
おひとり女子はビールが大好き。
おひとり女子は愛煙家。
ははは、資産形成の観点から言えば割と最悪です。
おひとり女子は収入の半分を貯蓄にまわせているので、この嗜好品を削らないと生活ができないということはありません。
ただ、資産形成に目覚めたからには、ここは削っていこうと考えています。
もっともっと、投資にまわしたいからね。
ようやく、長年の悪癖に立ち向かおうと思えてきました。進歩です。
お金をつかわないところ
今まで書いてきたように、お金をつかうところにはつかっています。
ではその分、どこで削るのか。
車は持たない。自転車が一番。
まあ、これは都内なら普通ですね。
おひとり女子の住んでいるご近所の駐車場代の相場は月3万円~3.5万円です。
場所によって全然違いますが、2万円弱から5万円強というのが都内の相場らしいので、安いほうなんですかね。
ただ、相場から見て安くても、3万円を毎月支払うくらいなら、必要なときにタクシー使います。
都内に住むなら、自転車が一番です!!!
おひとり女子は、通勤も含めて晴れの日は自転車、雨の日は自転車を濡らしたくないので徒歩という生活をしています。維持費もほとんどかからないし、ちょっとは運動にもなるしオススメです。
食事は自炊
これは節約の為ではなく、単に毎食毎食買いに行くのが面倒というところから来ているのですが、朝は家で自炊、お昼もお弁当持参、夜はもともと食べる習慣が無い、ということで基本的に自炊です。
結果として、これは大きな節約になっています。
お菓子を食べる習慣が無いのもプラスに働いています。
ランチを外食にすれば、800円~1000円くらいでしょうか。
おひとりさまだと夜も外食やコンビニを利用する人が少なくないみたいですが、そうすると一食500円で計算したとしても月45000円。
対して、自炊派のおひとり女子の食費は月13000円くらいです。割と贅沢していると思っているのですが、それでも3万円以上節約できています。
食費の節約だけで、会社に近い都内に住むことができます。
モバイルWiFiの活用で通信費を抑える
おひとり女子は通信費が約4000円です。
WiMAX:3200円
ガラケー:800円
スマホはSoftbankで契約したiPhoneを解約し、WiMAXのWiFiオンリーで使用しています。
本当はそれだけで不足無いのですが、スマホを持っていないのでLINE通話ができない親との緊急連絡手段としてガラケーを維持しています。インターネットは使わず、通話専用契約にしました。
自宅でPCを使いますが、これもWiMAXで補っているので固定回線は契約していません。
おひとりさまなら、これで十分なのではなかろうか。
本は図書館か青空文庫
無趣味なおひとり女子ですが、本はよく読みます。
そして、もっぱら図書館か青空文庫です。
おひとり女子は、明治から昭和初期あたりの日本文学が大好物で、青空文庫には非常にお世話になっています。ダウンロードで手軽に無料で読めるなんて、とてもステキ。
江戸川乱歩が青空文庫解禁になった時は、ほんと嬉しかったです。いつでも読める!
図書館通いについては、そもそもは節約の為ではなく、断捨離で本を処分しまくって後、もう本をあまり家に置きたくないとの思いからはじめたことですが、これも節約につながっています。
ただ、ここにきて弊害もうまれてきています。
今までは小説ばかり読んでいたので、図書館に行って目についたものを片っ端から借りていくという手法だったのですが、最近実用書をちょこちょこ読むようになってきて、図書館では不足も感じてきました。
新しい本だと予約が殺到していてすぐには借りられなかったり、そもそも蔵書にないことも少なくありません。リクエストができるので、今度試してみようとは思っていますが、実用書で読みたいものというのは、今すぐ読みたいというものが多いんですよね・・・。
厳選して購入し、初見で満足すれば面倒だけど売りに出す、手元に置いておきたいものは更に厳選して所蔵する、ということも考えつつあります。
月15万あれば過不足なく生活できる
おひとり女子のように、毎晩ビールを飲み、1日1箱近くのたばこを吸い、CDやDVDを買ってライブにも行く。そんなおひとりさまライフを楽しんでいても、他を削れば生活費は15万円です。
家賃の更新費用やマンションの火災保険などもありますが、手取り20万円もあれば、都内であっても貯蓄しつつ楽しいおひとりさまライフを送れるはずです。
手取りは20万円以上なのに、都内でかつかつの生活をしているあなた。
もしかしたら、あれもこれもそれもと、取捨選択せずにお金を使いまくっていませんか?
都内だけの話ではなく郊外で家賃が多少安くても、使うところと使わないところの境界があいまいなままだと、お金を貯めるのは難しいかもしれませんよ!
コメント