おひとり女子くるみです。
断捨離をして部屋が快適になってくると、不思議なものでもっともっと快適にしたくなってきます。
本日は、家事なんて興味がなく、ほとんど最低限のことしかしていなかったおひとり女子が、家を快適にする為に活用しているWant-To-Doリストのつくり方をご紹介します。
うまく使えば、やりたいことがどんどん実現するし、実現できたという成功体験によって、どんどん自分に自信がついていく、一石二鳥のリストになります。
WANT-TO-DOリストとは
ToDoリストじゃないの?と思われるかもしれません。
ToDoリストとしても良いのですが、「やること」よりは「やりたいこと」という意味が強いので、おひとり女子は「Want-To-Doリスト」と呼んでいます。
仕事のToDoリストとは違い、プライベートの充実を図るためのリストなので、やらなかったからといって、何か問題が起こるというわけのものではありません。
ただ、それが達成できた時にはこんな効果が生まれます。

プライベートの充実(空間・時間)

成功体験の積み重ねで自分に自信がつく
「ひとりでいられる空間」というだけで、引きこもり体質のおひとり女子にとって部屋は快適空間なのですが、もっともっと快適にするために、Want-To-Doリストは生まれました。
では、一体どういったリストなのか、具体的に中身を見ていきます。
WANT-TO-DOリストの内容
例として、今週のおひとり女子の現時点でのリストを書き出してみます。
表記はリスト記載の原文に忠実に書きましたが、単語だけで意味が分からないと思われるので、欄外でその意味するところを補足しました。
なんとなく雰囲気は伝わったでしょうか。
なんてことのない日々のちょっとした家仕事から、断捨離対象模索、創作活動と、思いついたことをどんなことでも、すぐにメモするようにしています。
それでは、リストをうまく活用する為のちょっとしたコツをいくつかご紹介していきます。
期限は1週間、文庫サイズノート1ページ分
あまっていた断捨離対象の文庫サイズのノートに、1週間単位で1ページずつリストをつくっています。
1ページに限定するのは、頑張りすぎない為ですが、時には小さい字で詰め込んだりするのであまり意味はないかもしれません。
1ページだと見るのがラクなのです。
おひとり女子は平日は日々のルーティンをこなすだけで、特別なことはあまりしません。
なので、Want-To-Doリストをこなすのは、ほとんど週末になります。
なので、「週末にやりたいこと」を平日に積み重ねていきます。
月曜日には2~3個しかなかったリストも、金曜日にはページいっぱいになっています。
都度見直しもするので、消化する前にリストから消えてしまうものもあります。
そしてもちろん、平日に消化してもOKで、その場合には「平日なのによくやった!」と褒めてあげます。
ToDoリストはその日に終わらせることを書くものですが、Want-To-Doリストはもっとずっとゆるいのです。
ただ、これはおひとり女子の生活リズムに合わせてあるのであって、もし平日にも休日と同じだけの時間が取れる生活をしているのであれば、その日に終わらせたいリストにしても良いと思います。
一週間が終わる日曜日に、そのページは破いて捨てます。
別に捨てなくても良いのですが、今使っているノートがほぼ日手帳シリーズ?のノートで、すぐちぎれるようにできているのです。次のページを使っているうちにちぎれてくるので、さっさと捨てちゃいます。
消化できなかったものは2回まで次週繰越OK
ここでも、ゆるさが表われています。
Want-To-Doリストは、「やりたいことリスト」です。
やりたいことを思うままに書いていくので、時には期限の1週間では消化できないものも出てきます。
1週間が終わる日曜日に、そのページを破いて捨てると書きましたが、未消化のものは、そのまま新しいページに書き写します。
このとき、リストを見直して、今考えるとこれはあまりやりたくないなとか、これをやるのはもっと先のことだというようなものは、次週には引き継ぎません。
ただ、繰越はMAXでも2回までです。
ゆるゆるリストなので、ちゃんと2回を数える必要はありませんが、そういう意識を持つことが重要です。
なぜ繰越回数を制限するかというと、何度も繰り越すようなものは、やりたくないことか、やれないことかのどちらかだからです。
やりたくないことは、リスト見直しのタイミングで削除すべきです。
やれないことであるなら、目標設定が高すぎるのです。
リスト項目は小さく多く
リストは、1ページに収まるならどんなに多くなっても良いです。
でも、そこに書かれることは、なるべく小さなこと、簡単にできることであることが望ましいです。
特に初めの頃は、書くほどでもないような小さな小さなことから始めるのが良いです。
これは、以前書いた習慣化のコツと共通することです。
大きいこと、大変なことをやろうとするから、できなくて次週に繰り越す破目になるのです。
繰り越しが何度も起こるような時に、「どうせ自分はできない子なんだ」と自分を責めてはいけません。
「できない自分」を許容すると「できない自分」の居場所ができてしまい、ますますできない子になってしまいます。自分の中に「できない自分」の存在を許してはダメです。
できないのは自分が悪いからではなく、目標が高すぎるからです。
いきなり富士山登頂はできませんが、一歩踏み出すことなら誰でもできます。
富士山登頂という目標を忘れてはいけないけれど、今週やるべきはたったの一歩でいいのです。
2回繰り越しても消化できなかったことは、細分化して次週のリストに載せましょう。
もちろん、1回目の繰り越しの時に、目標が大きすぎると気付けたら、よりステキです。
消化したら二重線で消していく
消化したリストは、二重線でどんどん消していきます。
消化数が多くなると、未消化が分かりにくくなるので、二重線どころか何重にも打ち消すこともあります。
この二重線をひいていく行為を繰り返すことが、成功体験を実感させてくれるのです。
やりたいことリストは、やりたいことを確認するリストでもありますが、同時に、やりたかったことができたことを確認するリストでもあるのです。
スマホアプリでもTODOリストはたくさんありますが、「自分の手で二重線を引いて消していく」ことでより高まる達成感と、「やりたいことがひと目で分かり」、「やりきったこともひと目で分かる」には、やっぱりノートのほうが効果的なのではないかなと感じています。
アプリを使っていた時代もありましたが、結局ノートに戻りました。
ノートには、やりたかったことが沢山リスト化されています。
1週間の終わりには、それらのうちの幾つかに取り消し線がひかれている。
次週への引継ぎをして、その1ページを捨てて週が終わります。
翌週には、先週からの引継ぎ項目と、新たに増えた項目が並んでいきます。
そんなことを繰り返しているうちに、
一週間の終わりには、項目のほとんどに取り消し線がひかれているようになります。
この快感・・・!!
褒めてのばせ、楽しんでやれ
Want-To-Doリストは、やっていくうちに「やりきったこと」自体が快感になっていくので、それがご褒美となって、どんどんできるようになっていきます。
しかし、はじめのうちは、目標を大きく設定してしまいがちで、やり切れるものも少なく、二重線を消せる項目が少ないので、達成感もあまり感じないものです。
おひとり女子も、はじめの頃はリストの大半が次週繰越でした。
というより、そんな有様だったからこそ「次週繰越OK」なんていうマイルールができたのです。
これは、仕方の無いことです。
はじめから上手くできるなんてことは、世の中にそんなにないのです。
このつらい時期を乗り越える為に、おひとり女子が常に念頭においてたのがコレです。

褒めてのばせ

楽しんでやれ
人間の脳みそは、褒められて育つ子です。
たったひとつでも、どんなに小さなことでも、できた時には絶賛してあげます。
「すごい!」「えらい!」「がんばったね!」とほめそやします。
アホみたいですが、これを繰り返していると、脳みそは調子に乗ってどんどんやるようになります。
これは、おひとり女子が単純だからそうなのではなく、きちんと脳医学で証明されていることなんですよ。
あとは、習慣化の記事でも書きましたが、とにかく楽しんでやること。
To-DoリストからWant-To-Doリストに呼び方を換えたのも、楽しむためです。
音楽をかけながらやったり、これができたらきっとこんなに快適になると想像したりして、やることに対してポジティブな感情を持つようにします。
はじめは、楽しむのにちょっとの努力が必要かも知れませんが、そのうち勘違いした脳みそが勝手に楽しんでやってくれるようになりますよ。
おひとり女子は、「(ピアノの上に置きっぱなしにした)ノートを片付ける」とか「(可燃ゴミの日だから)ゴミを捨てる」なんてところからスタートしました。
いまでは、リストのつくり方もうまくなって、9割以上は消化できています。
みなさんも、快適に過ごす為に、こんなゆるゆるリストをつくってみてはいかがでしょうか。
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