おひとり女子くるみです。
先日、湯シャンをしているという記事を書きましたが、本日はそのやり方をご紹介します。
まずは、一般的なやり方について。
湯シャンのやり方(一般的なやり方)
まとめてしまえば、これだけです。
ただ、はじめのうちは特にトラブルがつきものなので、もう少し詳しくポイントを説明します。
ブラシでよく梳かす
髪の汚れの6割から7割が、ブラッシングによって落ちると言われています。
たかがブラッシングと侮らず、特にはじめのうちはきちんとブラッシングしてあげることが、湯シャンのトラブル回避の為にも重要です。
ポイントはいくつかあります。
ブラッシングをすることによって、髪の絡まりをほぐすだけではなく、汚れの大半を落としてくれます。
湯シャンに移行した初めの頃は、特にこのブラッシングを丁寧に行うことが、湯シャン成功の秘訣のようです。
このブラッシングの段階から、湯シャンは始まっていると考えるのが良いと思います。
さまざまな角度からブラシを入れて、何度も丁寧に梳かしていきます。
初めの頃は、シャンプーの使用によって失われた皮脂を補おうと、大量に皮脂が分泌されているので、ブラシが真っ白になるほど皮脂がつきます。
ブラシのお手入れは大変ですが、この現象はいずれ落ち着くのでそれまでの我慢です。
この大量の皮脂も、ブラッシングで丁寧に取り除いていきます。
また、ブラシは天然毛のもの、特に獣毛ブラシが推奨されています。
プラスチックはお手入れはラクなのですが、髪には大敵の静電気が起きやすいのが最大の難点でしょうか。
その点、獣毛ブラシは静電気が起こりづらく、かつ皮脂を絡め取るのにも向いているようです。
ぬるま湯で頭皮をやさしく洗う
40℃を超えるような熱いお湯は、人間の身体にはかなりの負担をかけるようです。
身体を洗うにも、髪を洗うにも、38℃程度のぬるま湯で洗うことが推奨されています。
ただ、そうは言っても真冬に38℃のシャワーですますというのは、環境によってかなり無理があるのではないでしょうか。
暖房がはいっていないお風呂場で、真冬に38℃のシャワーを浴びていたら、髪には良いかもしれませんが風邪をひいてしまいそうです。寒くて耐えられそうにありません。
推奨する側でもそれは理解しているらしく、「あまりよくはないけど、高くても40℃程度で頑張りましょう」というスタンスが多いようです。
どうしても寒くて耐えられなかったら、シャワーが身体にかからないようにして、髪だけを洗うようにするなど、工夫するといいかもしれませんね。
身体にも40℃以上の高温のお湯はよくないんですけどね。
これは普通のシャンプーでも同じですが、爪を立てたりせず、指の腹でやさしく、頭皮をマッサージする感じで洗っていきます。
髪の毛も、こすらないように注意して、シャワーで流しながら手ぐしをいれていきます。
髪を洗うよりは、頭皮を洗うことに重点を置くとよいです。
シャンプーに慣れていると、はじめのうちは手ぐしが通らないということもあるかもしれません。
シャンプーのあのぬるぬる感がないので、妙にきしきし感じてしまい、洗いづらく感じることがあるようです。
そんな時は、ヘアブラシを使いながらお湯で流していくのが良いです。
ひっかかりを感じた時に、無理やり通すのは厳禁です。
湯シャンの前にブラッシングを丁寧に行っていれば、ブラシを通すのは、それほど苦労しないと思います。
タオルドライで水分を取り、ドライヤーで乾かす
これは、湯シャンに限らずですね。
髪だけではなく、皮膚もそうなのですが、汚れを落とすのに水はとても役に立ってくれるのに、そのまま髪や皮膚に居座り続けると、ダメージを与えるやっかいな存在になります。
水分が髪や皮膚についたら、なるべく早く取り除くというのが鉄則です。
髪が濡れたままの状態だと、こんな恐ろしい事態を招きます。
おひとり女子はめんどくさがり屋なので、昔は自然乾燥派だったのですが、美容師さんに髪を乾かす重要性を教えてもらった時に「濡れたまま放置しとくと、頭は雑菌でいっぱいになりますよ!カビはえるんですよ!!」と言われて、その美容院の帰りにビックカメラに行ってドライヤーを買いました。
それから、必ず乾燥させるようになったのです。美容師さん、ありがとう。
ドライヤーの熱が髪によろしくないというのは事実ですが、それ以上に濡れた状態のほうが髪にとってはダメージがでかいということです。
よって、タオルドライ時は、髪はキューティクルで守られていない無防備な状態です。
タオルでごしごしするのはNG。
やさしく、タオルでぽんぽん叩く感じで水分をぬぐってあげてください。
ドライヤーは、頭皮を乾かすことを重視します。
髪の毛自体は多少湿っていても、とにかく頭皮は完全に乾かすようにしましょう。
以上が、一般的な湯シャンのやり方です。
おひとり女子の湯シャンのやり方
ここからは、おひとり女子の独自のやり方です。
一般的なやり方がベースにはなっているのですが、そもそも「正しいやり方」など知らずに思い立ってすぐに湯シャンをはじめてしまったので、ブラッシングなんてしていませんでした。
ただ、お湯で適当に洗ってみただけです。
それでも特に問題はなかったのですが、後追いで「正しいやり方」を知り、当初はそれを忠実に実行していました。1ヶ月くらいかな。
その後は・・・めんどうになってきたので手を抜いています。
頭皮を中心に、爪があたらないように、髪の間に指を入れて、わしゃわしゃ動かしています。
指で洗うというより、指でお湯を動かして、そのお湯の動きで洗うというイメージです。
湯船で髪を洗い始めた当初は、仰向けで、顔も全て湯船につかるくらい沈み込んで、息の続く限り洗っていました。
苦しくなったらいったん起きあがって息をして、またお湯にもぐって洗います。
でも、これ、鼻に水が入って痛いのです。
そのうち慣れるだろうと思ってたのですが、いつまでたっても地味に痛いので、鼻に水が入りづらい方法を考えたという訳です。
顔から突っ込む時には角度的にも鼻に水は入らないので、そこで洗える部分は全て洗ってしまい、洗い残しの後頭部のみ、鼻に水が入らないよう注意しながら洗っています。
これは、特に独自の方法がある訳ではありません。
手で髪をきゅっと絞って水分を落とし、次にお風呂で使っている手ぬぐいで更に水分を落とし、最後にフェイスタオルで本格的にタオルドライします。
ある程度水分が取れたら、左手で髪の先端部分をタオルで抑えて水分を取りながら、右手でドライヤーをあてていきます。
髪が多い上に長いので、結構大変です。
面倒すぎて短くしたくなりますが、短くカットする自信が無いのと(おひとり女子はセルフカットです)、スタイリングに自信が無いのです。
以上、おひとり女子のやり方は、こんな感じの簡易版です。
はじめは正統法で
正統法は、丁寧なブラッシングなど面倒な部分もあります。
でも、湯シャンに慣れるまでは正統法で行うことをオススメします。
というのも、湯シャンにトラブルはつきものだからです。
ずっと合成シャンプーを使っていたのなら尚更、いきなり湯シャンにすると数々のトラブルに見舞われます。
なので、湯シャンにチャレンジしてみるものの、挫折をしてしまった方も少なくないようです。
おひとり女子は、なんのトラブルもなく移行できてしまったので、1ヶ月程で正統法はやめてしまい、手を抜いて独自の手法で洗ってしまっています。
でも、そうでない場合には、慣れるまでは基本に忠実に、丁寧に洗ってあげるのがスムーズな湯シャン移行の原則と思います。
湯シャンは、とてもラクで、髪にもやさしく、身体にもやさしく、お金もかからない洗髪法です。
嘘の混じった偏見を取り払い、湯シャン生活はじめてみてはいかがでしょうか。
湯シャンのメリットや、トラブル対策法などもそのうち書いていきます。
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