おひとり女子くるみです。
家計簿ってつけていますか?
家計簿をつける目的は支出の把握と管理です。
支出の管理をする為に、家計簿をつけることによって支出を把握するというワケです。
日々家計簿をつけていても、それで自分の支出が把握できないのであれば意味がありません。
何にいくら使うのかは、100の世帯あれば100通りあっておかしくない。
誰かのやり方にあわせる必要などなく、自分にあった家計簿のつけかたは、自分で試行錯誤してつくりあげていくものだと最近思うようになりました。
とはいっても、何の指針もないとどこからどうやって始めていけばいいのかわからないもの。
一例として、おひとり女子の家計簿のつけかたをご紹介します。
自分が把握したい費用を項目にする
世の中の家計簿術を見てみると、どうにも自分には必要の無い項目があったり、欲しいと思う項目が無かったりするのではないでしょうか。
夫婦&子供ふたりという標準家庭にあわせているのが一般的なので、特におひとりさまにとっては必ずしも自分にぴったりの家計簿術ではないことが多いと思います。
ですがここでは、自分流の費用項目を考えてみてください。
お菓子やジュースにお金を使いすぎているのが気になる場合、一般的にはこれらは食費として分類されがちですが、あえて「副食費」として管理してみるとかね。
多趣味な人はそれぞれの趣味ごとに項目を立ててみたりと、自分が多く支出しているところにスポットをあててみると、思わぬ実態がつかめるのではないでしょうか。
例えば、おひとり女子の現在の家計簿項目は以下の7つです。
食:日々の食費。友人との外食費などは別管理です。
日:日用品費。洗剤やシャンプー、保湿クリームなど生活に必要な消耗品のみ。
衣:洋服と靴代。
酒:日々のビール代
煙:日々のタバコ代
音:好きなバンドにかかる費用。CD・DVD・ライブやその交通費がメイン。
他:それ以外の費用。好きなものを買ったり、たまにつかう交通費、交際費など全部。
おひとり女子の家計簿には、「酒」と「煙」という項目が存在します。
これ、一般的には家計簿項目としてほとんど見たことがありません・・・。
それでも、おひとり女子の流動費の中ではこいつらが割と多くを占めているだろう事は自覚があったので、項目を設定して記録しています。結果、今では流動費の1/3以上を占めていることが判明しております・・・。
おひとり女子の家計簿には「音」という項目が存在します。
もとは「他」に含まれていたのですが、家計簿をつけているうちに割と支出していることが判明してきたので、別項目として管理することにしました。
CDがいつ発売されるか、ライブがいつ行われるかはおひとり女子の管理できないところですが、この支出が増えてきたら「他」を抑えることで全体的な流動費の管理をしています。
つまり、おひとり女子が支出の実態を把握して管理したいのは「食費」「日用品費」「被服費」「酒代」「タバコ代」「バンドにかかる費用」の、おひとり女子にとって現在必要なものです。
それ以外は、「他」にすべてまとめてしまっています。
はじめは自分が管理したい項目が何なのかよく分からないと思います。
でも、しばらく記録をつけていれば、自分の支出の傾向が分かってきます。
悩むようなら一般的な項目でスタートし、まずは1ヶ月、そして1年、とにかくつけてみてください。
そうして1年家計簿を続けられたら、自分の支出もだいたい把握できるようになって、もっと細かくみたいところや、自分には必要が無い項目が分かってくるようになっているはずです。
収支を合わせる必要はない
おひとり女子は、家計簿を日々の支出を把握する記録と考えているので、収支を合わせるということをしていません。
だって、収入を把握するって、実は支出を把握する以上に面倒です。
おひとり女子はまだ副業をはじめていないし、収入のメインは勤務先からもらうお給料です。
でも細かく見ていけば、金額は少ないけれども、他の収入も実はいろいろあります。
例えば、ポイントサイトのちょっとしたお小遣い。
例えば、楽天のサービスでちょっとずつ溜まっていく楽天スーパーポイント。
例えば、預金に対しての微々たるものだけど確かにもらっている利子。
例えば、わずかではあるけれど所有の株式から得られる配当金。
金額が少ないからこそ管理する気にならないというのが本音ではありますが、こういった収入は、支出のように自分の意思で決済されるものではなく、気がついたら振り込まれてたという性質のものがほとんどです。
一応、定期的にクレジットの明細や銀行口座の明細はチェックしていますが、それらを都度記録していくのは面倒すぎる。
そもそも、家計簿もざっくりとしたものなので、はじめから収支を合わせることを目的としていません。
支出をおおまかに把握して、管理できればそれでいい。割り切りも長く続けられるコツだと思います。
現金かクレジットかを気にする必要はない
収支を合わせなくて良いとなれば、クレジットカードの引き落とし日を気にする必要もなくなります。
クレジット払いであっても、現金払いと同じように、使ったら記録をつけていくだけです。簡単。
1枚であっても、決済月や引き落とし日を考慮して家計簿をつけるなんて、おひとり女子にはできない高等芸です。しかも、多くの人は複数枚のクレジットカードを用途に応じて使い分けていると思います。無理でしょ。
もし、引落口座の残高の関係上、クレジットカードの決済月や引落日をきちんと管理しなければヤバイという方。
あなたのクレジットカードの使い方こそがヤバイ可能性が高いです。
一度お手持ちのクレジットカードにハサミを入れて、心機一転、ニコニコ現金払い生活に戻り、一から金銭感覚を鍛えなおされることをオススメします。
はじめは予算を決める必要はない
予算を考えるのって、面白いです。
これにいくら、あれにいくら、あまる予定のいくらを貯蓄と投資!なんて考えているのってすごく楽しい。
でも、自分が何にいくら使っているのかを全く把握していない状況では、予算を決めても空想に過ぎないので、せっかく決めた予算も守れないことも多々あります。
それで嫌になって家計簿をつけるのをやめてしまってはもったいない。
本格的に予算をつけて、それを超えないように支出を管理していくのは、支出を把握できてから。
まずは、予算なんて考えずにとにかく家計簿をつけて、自分が何にいくら使っているのかを把握する。
そのかわり、支出をだいたい把握できた後は、支出を吟味してきちんと予算を設定するべきです。
単に記録をつけるだけの日々は終了です。
不必要な支出の洗い出しを行い、お財布の紐を緩めてもいいところ・締めておきたいところをピックアップして予算を設定し、それを超えないように支出を管理していく。
ようやく、家計簿の最終目的である「支出の管理」の本格スタートです!
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