おひとり女子くるみです。
モノ別の断捨離方法をシリーズでお届けいたします。
本日は、紙類の処分法について。
紙類って、気を抜いているとどんどん溜まっていきますよね。
家の中に自然に入り込んでくるヤツらなので要注意です。
そんな紙類の撃退方法をお伝えします。
断捨離は「捨」より「断」が大切だとおひとり女子は考えています。
なので、普段ブログでは「捨てる」という意味で「断捨離」という言葉を使わないようにしています。
が、このシリーズでは主に断捨離を「捨てる」という意味で使っています。
一般的にそう解釈されているので、やっぱり分かりやすいですよね。
紙類にはゴミも多いと認識する
家にある紙類には、実はゴミがすごく多く混ざっています。
手持ちの紙類を見渡してみてください。こんなことないでしょうか。
定期的に家に入ってくるモノだから、無意識にコレクションしてしまっているなんてことはないでしょうか。
郵便物に混じって入ってくるチラシには、デリバリーのメニュー表なんて混じっていることが多いですよね。
でも、利用したことのない店のメニュー表はいらないし、そもそもウェブサイトがあるはずなので、紙のメニュー表を持っていなくても困りはしないはずです。
また、紙類には試用期間が限られているモノが多くあります。
そのサイクルが短すぎて、捨てる管理が追いつかないこともしばしばです。
そして、そもそもはじめからゴミだったということも多いです。
郵便物なんて、大半がゴミではないでしょうか。
こちらが望んでないのに、どんどん家に押し寄せるのが紙類の特徴です。
意識的に撃退していかないと、溜まるばかりなのです。
では、紙類にはどんなものがあるでしょうか。
こんな紙類について、どうやって断捨離していけばいいのかお伝えします。
ゴミは家に入れない
まずは、ゴミを家に入れない最大限の努力をします。
街で配っているチラシをもらってはいけません。
郵便受に入っているゴミは、そこにゴミ箱が設置されているのなら、そこで捨ててしまいましょう。
不要なダイレクトメールや、不要な通販冊子は受け取らないように、会員解約などの手続きをしましょう。
領収書などでWEB明細にできるものは、切り替えの手続きをします。
解約や切り替えの手続きってとても面倒に思って、あとまわしにしがちです。
でも、やってみれば実は数分でできることなのです。
そして、一度手続きをしてしまいさえすれば、永遠に続くゴミ攻撃から逃れられるので、不要なゴミを減らすことができるし、精神的にもとてもラクになります。
ゴミはすぐに捨てる
どうしても家に持ち込まざるを得ない場合は、家についたら最優先で捨てます。
郵便物の一時置き場をつくっている場合、そこにおくのは厳選された必要な郵便物だけです。
例え一時置き場であったとしても、ゴミを一緒に置かないようにしましょう。
仕分けの労力を後回しにしてはいけません。
最優先で捨てるとは、座ってくつろぐ前に捨てようということです。
落ち着いてしまうと、日々疲れているわたし達は、もう面倒なことをする気力がなくなってしまいます。
くつろぎをごほうびにして、はじめにゴミを捨ててしまいましょう。
玄関にゴミ箱を設置するというアイディアもありますが、ゴミ箱が増えるのであまりオススメできません。
玄関からリビングなどのゴミ箱がある場所までとても遠いとか、どうしてもリビングに持ち込むと捨てられないけれど玄関だと捨てられるなどの事情がある場合のみの、最終手段にするのが良いと思います。
ただでさえ窮屈になりがちな玄関に、モノを増やすのはなるべく避けましょう。
自ら作り出さない
意外な盲点として、自分でせっせと紙類をつくりだしてしまっていたりしないでしょうか。
よくあるのが、WEBサイトを印刷する行為です。
何かあった時に必要かも、これは後で役に立つ、などと気軽に印刷をしていないでしょうか。
また、日記帳や使い終わったノートを取っておいている方。
それが何かの役に立っているのなら問題なしですが、もし、記録し終わってから何年も、見たこともないと言うのなら、それは手放しても良いのではないでしょうか。
定期的に生み出されるものなので、それを活用していないのなら増え続けるばかりです。
当たり前のように取っておいたものでも、見直してみる価値はありますよね。
定期的にチェックする
例えば洋服や雑貨などは、自分で購入することによって能動的に増えるケースがほとんどです。
それに比較して、紙類は自分では選んでいないのに受動的に増えるケースが多くなります。
意識をしていないの、増えていることに気付かないことすら少なくありません。
家に入れるときに意識をして、そもそも入れない、入れてもすぐに捨てると書きましたが、家電と一緒に入ってくる取説など、分かりにくく入ってくるケースも多々あります。
であるならば、やはり定期的にチェックする必要がでてきます。
定期的にチェックするならば、紙類はなるべくまとめて保管しておくのが便利です。
増えていくペースにあわせて、月に1回、3ヶ月に1回、半年に1回など、定期的にチェックして不要な物を処分していきましょう。
モノ別処分法
では、モノ別の断捨離法です。
郵便物
たびたび例として取り上げていますが、とにかく不要物が混じっている率が高いです。
なるべくなら、家に入れないことです。
集合住宅でゴミ箱が設置されている場合は、そこで捨ててしまいましょう。
おひとり女子は、ゴミ箱が設置されていません。
会社帰りにポストをのぞいて、部屋まで持って帰って、カバンを置くより先に捨ててしまいます。
狭いワンルームなので、玄関にゴミ箱を設置するまでもありません。
さらに、ポストから玄関までの間の短い時間も有効活用しています。
一連の流れはこんな感じです。
①必要な郵便物の有無をチェック
必要な郵便物のほうが少ないので、まずは、必要なものがあるかどうかをチェックします。
②必要郵便物は封筒から中身を出して要不要を仕分け
必要な郵便物は、封筒から中身を出してさらに要不要を分けます。
必要な書類のほかに、広告チラシが同封されて居たりしますよね。封筒も不要です。
それを仕分けて、本当に必要な書類のみ選別します。
③不要な郵便物の中から、見たいモノがあるかをチェック
おひとり女子は、マンションなどの間取りを見るのが大好きなのです。
キレイでお風呂が好みのチラシが入っていたら、捨てる前に楽しむために、不要物とは別に仕分けます。
④家に入る
つまり、①から③は、家に入る前に終わらせてしまいます。
運動のためになるべく階段を利用しているので、だいたい3階までのぼるまでには仕分けは終わります。
自転車通勤でエレベーター利用時は、あまり時間はないのですが、出来るところまで仕分けします。
「必要な書類」「興味あるチラシ」「不要な紙類」の3種類に仕分けられているはずです。
⑤座る前に「不要な紙類」を捨てる
靴を脱いで、真っ先に捨てます。
⑥座る前に「興味あるチラシ」をチェックして、捨てる
ばーーと眺めて、そして捨てます。
熟読しません。なぜなら、ちょっと興味があるだけで、そこまで時間をかけたいほどのことではないからです。
楽しいので、じっくり見たい気持ちになりますが、その為にチラシを捨てられないくらいなら、サッと見て、サッと捨ててしまうのが一番です。
⑦座る前に「必要な書類」の適切な処理をする
保管するものなら、保管場所へ入れる。
確認すればいいだけなら、確認して捨てる。
ダイニングテーブルに放置したりせず、すべき処理をしてしまいます。
家族宛の場合、家族が確認する為の一時置き場に置いてしまえば、自分がすべき処理は終了です。
こんな一連の流れをつくり、郵便物の大半は即効捨てています。
手紙・はがき・年賀状
いただいた手紙やはがきは、なかなか捨てづらいものですよね。
子供の時から携帯が普及していた世代では、もはや手紙やハガキのやり取りなどしないかもしれませんね。
ガラケーの普及が大学時代だったおひとり女子は、少ないながらも手紙やハガキをやり取りし、そして長年持ち続けていました。
つまり過去形。今は、全て処分しました。
年賀状に関しては、もう何年も前に出すこと自体をやめています。
年賀状をいただきそうな人には事前通告しました。
それでもいただいた場合には、お返しをしていますが、自分からは誰にも出しません。
確かに、もらうと楽しかったりもしますが、年末の苦痛を考えれば、その楽しみを犠牲にすることに異議はありません。
「期限までに書かねば」という精神的苦痛、半日をつぶす時間と労力、まとめてすべて断捨離です。
手紙やハガキや年賀状の賞味期限は、ほとんどの場合、届いた時に終わるのではないでしょうか。
届いて、読んで、くすっと笑ったりしてあたたかい気持ちになって、それで終わりです。
長年取っているその手紙やハガキ、今までに何度読み返したことがあるでしょうか。
そもそも、引越や片付けのときくらいにしか、見返すこともないのではないでしょうか。
普段は、そんなものの存在すら忘れているのではないでしょうか。
手紙やハガキの本体がなくなっても、受け取った時のあたたかい気持ちはずっと残ります。
どうしても捨てづらい場合には、保管期間は1年間と決めて徐々に処分してはいかがでしょうか。
ウェブサイトの印刷物
「自ら作り出さない」の例としてあげたWEBサイトの印刷物。
プリンタがあると、ついつい印刷してしまいたくなるモノですよね。
そんな時には、プリンタを断捨離してみたらいかがでしょうか。
印刷することが当たり前だと、プリンタが無いととても生きていけないと思いがちですが、昔はそんなモノはなかったはずです。なければないで、どうにでもなるものです。
もし、どうしても印刷したいと思ったら、今はコンビニで印刷できますよね。
でも、おそらくそこまでして印刷したいものなどほとんど無いはずです。
ということは、印刷はしなくてもどうとでもなるはずです。
仕事で使っている人は別ですかね。
おひとり女子の今の会社は、ほぼ完全ペーパレスです。
プリンタはありますが、印刷することがありません。
はじめは、ペーパレスで仕事できるのだろうかと思ったりしましたが、慣れてしまえば紙類がないって快適です。
家でも、もう何年もプリンタを持っていません。
WEBサイトは、ブックマークしておけば済むことです。
ブックマークも多すぎると管理が大変なので、おひとり女子は増やさないように気をつけています。
GOOGLE先生がいるので、困ることはありませんよ。
領収書・レシート・明細
確定申告などで使う場合を除き、領収書やレシートは即捨てで良いのではないでしょうか。
家計簿をつけている場合は、その場でスマホアプリに打ち込んで捨ててしまうことをオススメします。
そうすれば、一時保管として入れられたレシートがいつまでも財布を圧迫するような事態を避けられます。
クレジットや公共料金の明細も、金額など必要項目をチェックしたら捨てましょう。
WEB明細にできるものは、すべて切り替えましょう。
手数料がおとくになったりするケースもあるし、ゴミも減ります。
昔のおひとり女子のように、クレジットの明細や公共料金の明細を何年分も保管しておいても、どんどん厚みを増していくだけで、それが役に立つ日はやってきません。
明細といえば、おひとり女子の会社はなんと紙で給料明細をくれます。
12月の明細をもらったら1年分の明細全てを写真に取り、まとめてEvernoteにUPし、紙は捨ててます。
本当は、写真に撮る必要もないとうすうす分かっているのですが・・・。
そのうちいつか、保管はやめるかもしれません。
捨てられない人間に、紙で渡すなんてひどい会社です。
取扱説明書・保証書
まずは、もう今は持っていないモノの取扱説明書を捨てましょう。
メジャーなメーカーの製品であれば、ウェブサイトで確認できるはずなので、これも捨てます。
ただ、もし頻繁に確認するような取説があれば、それは紙で残しておく価値があると思います。
移動もできるし、やっぱり紙だと見やすいですものね。
ウェブサイトで取説が見つけられないものでも、例えば組立て家具の作り方的な取説は捨てて問題ないです。
作りなおすことなど、ないですから。
取説はいらないけれども保証書が一体になっていると言う場合には、保証書だけ切り取ってしまいましょう。
保証書も、期限が切れているものは捨てましょう。
取説は厚いモノが多いし、サイズもまちまちなので整理がしづらいものです。
断捨離するとかなりすっきりします。
ちなみにおひとり女子は保証書が数枚残っているだけで、取説はゼロ。
最後まで残っていたのはSHARPの洗濯機の取説で、洗濯槽の掃除の仕方を確認するために残していたのですが、その機能が作動しなくなってしまったので捨てました。
仕方ないので、洗いのボタンで洗濯槽を洗っているのですが、ちょっと面倒です。
契約書類
契約期間が過ぎたものは捨てましょう。
おひとり女子は昔、賃貸契約書は引越をするまでずっと、全期間分持っていました。
でも、2年で契約更新をしたら、古い契約書はただのゴミです。
更新の時に、比較するために確認をしたら、その後はただのゴミなのです。
さいごに
おひとり女子は、紙類は割と断捨離が進み、100均の20枚入りクリアホルダ1冊に納まっています。
コレだけ入って、厚さは1cmくらいです。
健康診断結果などは、必要なものでもないですが、趣味みたいなものです。
1枚で3年分が記載されるので、ダブっていない期間分の2枚を残しています。
ほぼ、必要最低限に抑えられていますが、ここに至るまでに5年の月日を要しています。。。
やっぱり、断捨離は1日にしてならず。
自分と向き合いながら、1歩ずつ進んでいくものだと思います。
捨てられなくても自己嫌悪に陥る必要はありません。
すこしずつ、自分のペースでがんばっていきましょう。
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