おひとり女子くるみです。
若いあの時に戻れたら、と思うことってありますか。
おひとり女子は、そんな話を聞くたびに思ってました。

せっかくここまで生きてきたのに、
また繰り返すなんて冗談じゃないめんどくさい。
戻ってやり直したいという発想がまったく理解できなかったのです。
ですが、そんなおひとり女子も最近ちょっとその気持ちが理解できるようになりました。
ついこの前、切実に思ったのです。

歯が真珠のように美しかったあの頃に戻りたい
本日は、歯の話です。
君の歯は真珠のように美しいね
小学校になるかならないかの頃の話です。
おひとり女子は覚えていませんが、定期点検の歯科医から、「まるで真珠のようだね」と歯をほめられたことがあったらしいです。
母はよほど嬉しかったらしく、その後、何度も何度も聞かされました。
子供の時の母の話は、こう続きます。
「だから、大切にしなさいね。」
でも、今ではこうなります。
「そんな時代もあったのに。」
5月半ばから、歯医者に通っています。
ほぼ週に1回のペースで、先日6回目の治療でした。
歯を放置しているとどういうことになるか、反面教師として世の役に立つべく、ログを残しておこうと思います。
歯医者に通いだしたきっかけ
歯は、定期的に歯科医にチェックしてもらうことがとても大切です。
自分で自分の歯の健康を維持できるなどと、思い上がらないほうが良いです。
おひとり女子は、思い上がっていたわけでもないですが、定期健診には行っていませんでした。
それでも前述したように、5月から歯医者に通いだしたのですが、それにはきっかけがありました。
左上奥歯の詰め物が取れたのです。
1年以上前に。。。
詰め物が取れた時、あーー、まずい。歯医者行かなきゃ。と思いました。
近所の歯医者をネットで検索するところまでいきました。
でも、そこで終わりました。なぜそこで終わるのか。私が聞きたいです。
そしたら今度は、ちょうどその歯と向かい合っている対合歯、左下奥歯の詰め物が取れたのです。
さすがにやばいと思い、また近所の歯医者をネットで検索しました。
そして、今回は歯医者に予約を入れるところまでこぎつけたのです。
予約さえ入れてしまえば、まじめに通うことができます。
歯医者に行かなかった理由
詰め物をしているくらいなので、おひとり女子は過去に虫歯になっています。
しかも奥歯は相当悪くして、歯を抜く一歩手前、ぎりぎり残してくれた、程度にひどい状態でした。
それでも、その治療のあとは、定期健診に通うこともなく放置していました。
奥歯の治療をしてもらった時も、「もう歯が悪いのは嫌だから、これからはちゃんとケアしよう」と思いました。
定期健診が大事だというのは、理解しています。
それなのに、治療が終わったら歯医者との縁も切れてしまったのは、一体なぜなのか。
理由はいくつかあります。

仕事が忙しくなった

引越をして、気に入っていた歯医者が遠くなった

新しい歯医者を探すのがめんどくさい
すべて、言い訳です。
仕事が忙しい時期もありましたが、今の仕事は忙しくありません。もう何年も、たいして忙しないのです。
引越はしたけれど、以前通っていた歯医者だって電車で10分ちょっとです。
新しい歯医者を探すのは確かにめんどうだけど、やろうと思えばお昼休みにだって探せます。
ぐだぐだ言っていても、本当の理由はどうせこれなのです。

歯医者さん、いたい。こわい。
歯医者さんは、痛かったら麻酔を打ってくれるし、
こちらの不摂生が原因で歯をひどくしたのに、怒ることもなく優しく治療してくれます。
それは知っているのですが、どうにも怖いのです。
あの、きーーーーーーーーーーんという音が怖いし、
歯を開けっ放しというあの無防備な状態で、いつ何時、するどい痛みを与えられるかと思うと、
もう怖くて怖くてたまらないのです。
実際、そこまで痛い思いをしたことはないのです。
痛いのが怖いというより、痛いかもしれないのが怖いのです。
死ぬのは怖くないけれど、死ぬ時に苦しむのは怖い、というのと同じです。
虫歯は自然治癒しない
おひとり女子は歯医者に限らず医者嫌いです。
病院が嫌いなのです。
待つのが嫌い(歯医者の待ち時間の少なさには敬意を表します)というのもありますが、別に医者にかからなくても、たいていの不調は食べて寝れば治ると思っているフシがあります。
なまじ健康体だと、このようになめてかかったりするものなんです。
だって今まで、食べて寝れば治ってきたのだから。
でも、歯は違います。
セルフケアだけで歯の健康を維持するのは難しいです。
特に、過去虫歯の治療をしている場合には、再発リスクが高まります。
もともと人間には自浄作用があるので、本来は歯科医の力は必要ないのかもしれません。
でも、現代の食生活と寿命を考えると、もはや歯科医の助力なくて歯の健康は維持できないのです。
怖いのは、なかなか克服できそうもありません。
でも、逃げてもいいことありません。
どうせ逃げ切れないし、逃げている間に良くなることはありません。悪化するだけです。
歯医者から逃げようとして逃げられなかった末路
先日、一番ひどい左下奥歯の根の治療がひと段落し、詰め物の説明を受けました。
土台を入れて、その上にかぶせモノをします。
保険の利く、いわゆる銀歯だと3000円程度。
保険の利かないかぶせモノは、奥歯におすすめできるある程度強度のあるものが2種類で、15万と18万。
土台も保険の利くものと利かないものがあり、利くほうの金額を聞き忘れましたが、利かないほうは2万円。
いずれ詳しく書きますが、歯医者さんから説明を受けて、その後ネットでも調べてみて、やっぱり保険が利かない詰め物にする予定です。
左下奥歯に土台と詰め物。
左上奥歯はまだわからないけれど、詰め物は必須。
最低限は奥歯2本だけど、歯周病で歯ぐきが腫れているのが治まってくれば、今見えていない部分にどんな虫歯があるか分からないので、治療対象が増える可能性はあるとのこと。
どうせ3万しか変わらないなら18万のほうにしようと考えています。
そうすると奥歯2本だけで約40万。奥歯2本だけで。
ふふ。40万て。
さいごに:健康であることが一番の節約
自分の身体のためにも、お財布事情のためにも、健康はとても大切です。
もうこれは、日々の努力あるのみです。積み重ねです。ちりつもです。
だからこそ、維持するのが難しくもあるのですが、健康寿命を延ばしたいのなら何より大切です。
金融庁の報告書問題で、老後の資金不足を心配する声が噴出したことを受けて、以前関連記事を書きました。
⇒週末ひきこもりが提案するお金がなくても楽しく過ごす趣味20選
たしかに、老後にお金がないのも悲惨かもしれませんが、それよりボロボロの身体を抱えて生きていかなければならないほうが、よっぽど悲惨ではないでしょうか。
お金があまりなくても、健康でさえあれば楽しいことがたくさんできます。
どんなに気をつけていても、病気になる時にはなります。
生まれたときから病気を抱えている人だってたくさんいます。
でも、何も自ら進んで病気になるような道、不摂生な生活や歯の治療の放置に邁進することはありません。
逃げられるものなら逃げたいけれど、逃げられないのだから諦めるしかありません。
治療がいつか終わったとしても、絶対に今度こそ、3ヶ月に1回は定期健診に行きます。絶対。
しばらく定期健診に行っていない人。
お金を貯めたいと思っている人。
いますぐ、歯医者さんに予約を入れましょう。
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