歯ぐきに膿?自覚症状なしでも骨まで溶かす根尖性歯周炎について

根尖性歯周炎とは ライフスタイル

おひとり女子くるみです。

 

先週、左奥歯の治療に40万円程度かかりそうだという記事を書きました。

その6回目の診療の診療終了間近に、実はちょっとした事件が起こっていました。

歯石を取ってくれていた歯科衛生士さんがおひとり女子の口の中にあるものを発見したのです。

 

歯科衛生士:あっ!!先生、これ・・・。

歯科医:え?どうした?

歯科衛生士:見てください。

歯科医:(覗き込んで)あー、あー、あー・・・。来週、レントゲン撮って。

 

おひとり女子は口をぽかんとあけながら、2人のこんな会話を聞いていたのです。

 

鏡で口の中を見せてもらったところ、左上奥歯の歯ぐき上部に、口内炎みたいな小さなデキモノがありました。

治療予定である一番奥の詰めモノが取れた歯ではなく、その一個手前の左上6番の歯です。

 

自分では気付かなかったくらいなので痛くもなんともありませんが、口内炎にしか見えません。

ところがこれは、歯科衛生士さんによると歯の根っこが炎症を起こして化膿しているとのこと。

もう、嫌な予感しかしません。

 

本日は、そんな「根尖性歯周炎」のお話です。

 

 

根尖性歯周炎とは

 

根尖性歯周炎の「根尖」とは、歯根の先端部分のことです。

 

虫歯や歯周病を放置すると、菌はどんどん歯の内部を壊していきます。

そんな状態で歯医者さんに行くと、さかんに「歯の根っこ」の話をされます。

以前通っていた歯医者さんにも「歯の根っこ」と連呼されました。

今の歯医者さんでも「歯の根っこ」を連呼されています。

 

いわゆる「歯の根っこ」が歯根ですが、これは歯ぐきに隠れている部分を指します。

この先端が「根尖」です。

根尖性歯周炎は、この「根尖」に菌が入り込み、炎症が起こる病気です。

これが慢性化すると、歯を支えている顎の骨を徐々に溶かしていくという、恐ろしい病気です。

歯根と根尖

 

炎症が起こると、身体を守る役割を担う白血球が、菌を退治しようとして戦います。

この戦場跡に残された敵味方(菌と白血球)やらの残骸が、歯根肉芽腫とよばれるデキモノになり、さらに進行すると歯根嚢胞となります。

 

歯科衛生士さんが見つけてくれたのは、この歯根嚢胞と思われます。

(もちろん歯科衛生士さんはきちんと説明してくれましたが、無知なおひとり女子に分かりやすく説明するため、専門用語は使いません。帰宅してネットで調べて、歯根肉芽腫ではなくさらに悪化した歯根嚢胞だろうという素人判断です。)

 

では、この根尖性歯周炎はどういった原因でできるものなのでしょうか。

 

 

根尖性歯周炎の原因

 

本来、歯根には神経が通っていて、ここは無菌状態です。

そこに何らかの原因で菌が入り込んでしまい、炎症が起きた状態が根尖性歯周炎です。

 

では、どんな原因で菌が入るのでしょうか。

 

まず考えられるのは、虫歯の放置です。

虫歯は、まずは歯の表面のエナメル質を破壊していきます。この段階は自覚症状はあまりありません。

それを放置すると、徐々に内部に食い込んでいき、象牙質にまで達します。

冷たいものが沁みるなどの自覚症状がでてきます。

さらに放置すると、歯髄を侵しはじめます。神経です。強い痛みが伴ってきます。

ここまできてしまうと、根尖はすぐそこです。

虫歯はどんどん進行していき、根尖性歯周炎となります。

 

虫歯が進行していく段階では、痛みを伴う自覚症状があるので、根尖性歯周炎になるまで放置できる人は少ないかもしれません。

歯に神経があるということは、症状を自覚できるという点でとてもありがたいことなのです。

 

問題は、神経がなくなってしまっている場合です。

虫歯が歯髄にまで達して、神経を抜いてしまう根管治療をすませている人は、神経がありません。

他にも、外傷によって神経が死んでしまうケースもあります。

 

いずれにせよ、神経がなくなってしまった歯は、何か問題が起こっても痛くないので自覚することができません。

なので、神経がなくなってしまった人は特に、定期的に歯医者さんに通って歯の健康を維持することが必要なのです。

 

根管治療をした後でも、なんらかの原因で菌が歯の内部に入り込んでしまうことは起こりえます。

むしろ、根尖性歯周炎は虫歯を放置して起こるより、一度根管治療を行ったあとに発症するケースのほうが多いとの報告もあります。

 

おひとり女子も、まさにこのケースです。

問題の左上6番の歯は、覚えていませんが何年も前に根管治療をした歯です。

その後、面倒だの忙しいだの怖いだのと理由をつけて、定期健診をサボって現実逃避した結果のツケが、今まわってきたということです。

 

 

根尖性歯周炎の予防

 

3ヶ月に1度は歯医者さんに行きましょう。

 

歯の健康をセルフケアだけで守れるなどと思うな、ということです。

 

 

歯医者から逃げようとして逃げられなかった末路

 

前回の記事でも書きました。

歯の定期検診を怠った末路です。

前回の末路の結果は、40万円の出費でした。

 

今回、新たに病巣が見つかったことでレベルアップしました。

追加の120万円です。笑

 

いや、まだ120万円と決まったわけではないのですが、まあそうなるだろうという金額です。

 

6番の歯根の状態を確認しないことには分かりませんが、抜歯になる可能性が高そうな感じです。

抜歯するとなると、その後はインプラントか入れ歯かブリッジという治療法となります。

インプラントだと、1本50万~60万円くらいと言われました。

そして、おひとり女子は6番だけでなく5番の歯も処理が必要になります。

 

虫歯診断書

 

過去に左上5番を抜歯しており、問題の左上6番の歯から左上4番の歯がブリッジとなっているのです。

ブリッジは、両隣の歯に負担をかけるだけではなく、抜歯した箇所のケアもしづらくなるため、最近は推奨されない治療法だそうで、今の歯医者さんにもオススメはできないと言われました。

4番は問題ないので残すとしても、5番と6番はなんらかの処理が必要です。

 

ブリッジにしないのなら、入れ歯かインプラント。

まだアラフォーで入れ歯は悲しすぎます。

ということで、インプラントを選ぶと2本で120万です。

あははははは。

 

まあ、6番は歯が残せる可能性があるので、もしも残せたとしたら、土台とかぶせモノで20万ですみます。

5番はすでに歯がないのでインプラント決定です。

良くても20+60=80万、悪ければ60万+60万=120万ということです。

あはははははははははは。

 

更に言うなら、すんなりインプラントができるかもわかりません。

「あごの骨がやせてきちゃってますねー」って言われたからです。

歯がなくなるとあごの骨に刺激が伝わらなくなるので、どうしても骨がやせ細ってきます。

さらに、おひとり女子は歯周病も併発しているので、歯周菌があごの骨を溶かしにかかっています。

 

インプラントは、あごの骨に埋め込むため、骨がやせ細っていると埋め込みできない可能性があるわけです。

そうなると、あごの骨を増やしてあげる必要がでてきます。

もうそうなったら、一体いくらかかるのやら。

あはははははははははははははははははははは。

 

 

さいごに:健康であることが一番の節約

 

しばらく定期健診に行っていない人。

お金を貯めたいと思っている人。

いますぐ、歯医者さんに予約を入れましょう。

 

 

 

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